2024.08.29
目次
大和ハウスで家を建てた多くの方が、「外壁塗装は大和ハウスに頼まなければならないの?」ということでお悩みのようです。
大和ハウスでは30年の点検プログラムを実施していて5年ごとに無料の点検を受けられますが、10年目や15年目の定期点検で外壁や屋根の塗装を進められるのも悩む大きな理由となっています。
本記事では、大和ハウスで建てた家の外壁塗装にまつわる様々な疑問を、プロの塗装屋の視点でスッキリ解決させます。


日本のハウスメーカーのなかで断トツのトップメーカーが大和ハウスで、2023年の売上高は4兆9,081億円にもなります。
着工件数でいえば、日本に新築住宅の3軒に1軒は大和ハウスの住宅というほどのシェアです。
そんな大和ハウス、正式には大和ハウス工業株式会社の特徴と、手掛けている家について確認しておきましょう。
いつの時代にも常識に捉われない発想で急成長する企業があるもので、大和ハウスもそんな企業の典型的な例です。
創業は戦後間もない1947年(昭和22年)のことで、創業者の石橋信夫が戦時中にソ連で経験した過酷な経験から「衣・食・住」三要素の「住」の重要性を認識したことが企業理念の根底にあります。
戦後の日本で資材の足りないなか大和ハウスが売りだしたのは「ミゼットハウス」というプレハブ住宅で、工場でパーツのほとんどをつくり、現場ではプラモデルのように組み立てることで、わずか3時間でつくれてしまう家でした。
このためか、比較的最近まで大和ハウスのイメージといえば「鉄骨専門の工場で家を作るメーカー」で、安く作ってナンボ!という感じのメーカーだったのです。
少し前まで「工場で作る量産住宅」というイメージの強かった大和ハウスですが、ここ数年は安さより品質に重きを置いたハウスメーカーに脱皮しつつあります。
現在の大和ハウスには、大きく分けて以下の3つの商品群があり、かなり幅広い層をターゲットにしています。
恐らく大和ハウスに住まれている方の多くは、従来スタイルの鉄骨住宅のはずです。そこで本記事では外壁塗装のタイミングを迎えているオーナー向けの説明です。
実は耐震性に優れ躯体が丈夫な大和ハウスの家には、塗装を考えるうえでの弱点も存在しています。
また、大手ハウスメーカー故の注意点もあるので、これから詳しく解説していきましょう。

施工件数が多い大和ハウスだからこそ、外壁塗装に関しては様々な注意点が実際の経験として注意喚起されています。
では大和ハウスの外壁塗装は、どのような点に注意すれば良いのか代表的な事例を確認してみましょう。

大和ハウスで使用される外壁材は複数あるのですが、その中でも施工件数が多く有名なのは次の3種類です。
この中で圧倒的に多いのが「ベルサイクス」で、サイディング材に厚みがあることで「深彫りによる陰影が建物に独特の美しさをもたらす」と評価されています。
しかしサイディングに厚みがあるということは、サイディングの隙間を埋めるコーキング材を多く消費するということです。
外壁材の劣化よりコーキングの劣化の方が早いのが一般的なので、大和ハウスにお住まいの方は目地(建築物や土木構造物において、少し間隔を空けた部材間の隙間・継ぎ目の部分)の劣化に注意しましょう。
外壁塗装には向き不向きがあり、その主な理由が外壁材の種類によるものです。大和ハウスで使用されることの多い熱可塑性アクリル樹脂もその一つで、そのまま塗装するとお金をドブに捨てることになります。
熱可塑性アクリル樹脂は表面にコーティングがされていて、その上に塗料を塗ってしまうと膨れたり剥がれたりと不具合が発生します。
信頼できる塗装業者であれば、シンナーを使用したテストで判別してくれるので、ある意味で塗装業者が信頼できるかリトマス試験紙になるかもしれません。
外壁材がタイルの場合は塗装が不要になるケースが多いのですが、大和ハウスの「ベルサイクス」は5層にもコーティングが施されていて、塗装や泣かせの外壁材です。
耐久性の高さは高評価でも、経年劣化によりツヤがなくなったり表面に白い粉が目立つ「チョーキング減少」が見られたりします。
ベルサイクスの深彫りは、劣化症状なのか造形によるものなのか判断が難しく、劣化具合の診断は詳しい業者の依頼することが重要です。
大和ハウスで家を建てた方はアフターフォローの一環として定期的な点検を受けられますが、そこで悩ましいのが「外壁塗装を勧められる」ことではないでしょうか。
言われてみれば「確かに外壁はくすんで見えるし、屋根もヤバいかも」と思うのですが、そこは冷静に考えることが重要です。
ここでは、大和ハウスで外壁塗装を頼んでしまうデメリットについて考えてみます。

家を建てるということは人生において何度も経験でいることではなく、ほとんどの方が悩んだ末にハウスメーカーへ注文したと思います。
家が建ち、その後のことを考えれば補修が必要になるのは当たり前のことで、その中で高額なのが外壁や屋根の塗装です。
では家を建ててくれた大和ハウスや、メンテナンスをする大和ハウスリフォームが外壁塗装を施工するかといえば、そんなことは全くありません。
大手ハウスメーカーだけに、下請けや孫請けの塗装屋が多くいて、結局のところ業者の技術力と信頼性によって外壁塗装の満足度が決まってしまいます。
つまり安易に大和ハウスの営業トークを信じるのは、コスパ的にはマイナスな判断といえるということです。
どの業界にもいえることですが、大和ハウスのような一流メーカーになるほど価格にはブランド価値が上乗せされるものです。
これは高級ブランドの宿命といえる要素で、外野がとやかく言えるものでもありません。
少なくとも、今まさに外壁塗装の時期に差し掛かっているオーナーにとっては悩ましい問題ですが、大和ハウスの外壁塗装は決して適正価格でないことを理解しましょう。

そもそもの話として、外壁塗装を行っているのは大和ハウスや大和ハウスリフォームでではないことを理解りましょう。
その上で、今現在気になるポイントについてモヤモヤを晴らす現実を紹介します。

人生において超高い買い物である家ですが、頼んだメーカーにアフターも依存しなければならないのでしょうか?
はっきり言いますが、そんな配慮は全くの無駄どころかメーカーの養分になる行為です。
貴方が新築したとき、思いに寄り添って考えてくれたであろう営業の方は、今も別の方に寄り添っています。
残念ですが家を建ててしまえばアフター要員に引き継がれ、余計なアフター費用を勧められるのが現実です。
別に賃貸住宅に住んでいるわけでもないわけで、我が家をどうしようが建てたメーカーがとやかく言う筋合いはありません。
大和ハウスで家を建てた方のアフターを担うのが「大和ハウスリフォーム株式会社」で、その公式サイトには「私たちの会社が事業理念としているのは、大和ハウスで住宅をお建ていただいたお客さまを生涯にわたってフォローし、資産価値を高めるお手伝いをさせていただくこと。」と書いてあります。
この大和ハウスリフォームと塗装専門業者を比較すれば以下のような大きい差が出ます。
| 大和ハウス | プロの塗装屋 | |
| 費用 | 140万円~ | 68万円~ |
(面積30㎡のケース)
ほとんど倍といって差し支えない価格差でが、これほどの価格差を埋めるほど大和ハウスリフォーム株式会社に依頼するメリットはありません。
大和ハウスや大和ハウスリフォーム以外に外壁塗装を依頼するメリットは、主に以下の点に集約されます。
こう見るとメリットだらけに思えますが、残念なことに世の中の塗装屋には詐欺を働くゴミが存在しています。
そんな詐欺塗装業者を避けるためには、しっかりとした相談相手が不可避です。
もし大和ハウスの外壁塗装でお悩みであれば、お客様に寄り添うオネスト塗装にご相談ください。
大和ハウスの外壁塗装へのお悩みに真摯に対応させて頂くので、どのような疑問でもご連絡をお待ちしております。
大和ハウスで家を建てられた方からの疑問や質問の多い外壁塗装について解説しましたが、メンテナンスの多くの部分はダイワハウス以外に頼んだ方が安く済ませることができます。
もちろん大手に頼むという安心感を重視するのもありです。ただ実際の施工は下請け業者が行っていることを考えれば、違った見方もできるのではないでしょうか。
外壁塗装は大きな費用のかかるメンテナンスなので、本記事を参考にして賢明な選択をオススメします。
