足場鳶にヤンキーが多い理由とは?足場屋で馴染んでいける?
鳶職といえばなんとなくヤンキー方が多いイメージがありますよね。実際に街中で作業をしている建設現場を覗くとガタイが良く髪が明るかったりタトゥーが入っていたりと少し怖そうな雰囲気の方が作業をしている姿を良く見かけます。どうしてヤンキーが多いのか、足場鳶に転職を考えているが、怖そうだ、馴染めるのか、などの不安について解説します。
- 足場鳶にヤンキーが多い理由
- ヤンキーでない人は馴染めない?
- 足場鳶に向いている人
- 親方になれば稼げる
- まとめ
足場鳶にヤンキーが多い理由
実際のところ足場鳶や建設現場ではヤンキーが多い傾向にあります。それにはいくつか理由があります。どのような理由があるのか解説していきます。
中卒、資格がなくても採用される
最大の理由の1つ、足場屋は採用の間口が広いことが挙げられます。中卒や資格がなくとも採用されることが多く、始めから資格などがなくても採用されてから取得する方がほとんどです。足場職人に必要なことは学歴ではなく修行をし経験をつんでいくことなので、学歴のない人があつまりやすく比較的ヤンキーが集まりやすい傾向にあるようです。
度胸が必要だから
足場屋の仕事はある程度の度胸がなくては勤まりません。高所で作業をおこないますから常に危険と隣り合わせで、もっというと落ちてしまえば命を失ってしまいます。
そんな常に命をかけて作業をおこなうわけですから、極度の怖がりではこの仕事はできませんヤンキーとは度胸があり少々のことでは怯まないイメージがありますよね。その傾向から度胸を仕事に活かす方が多いようです。
体力仕事だから
足場鳶はとにかく体力のいる仕事です。暑い日や寒い日、雨の日でも関係なく作業をおこないます。体力に加え安全面も十分に気を配らなければならなく、神経もすり減らします。ひ弱な人では向かないのは想像が付きますよね。ヤンキーは喧嘩が強かったり勉強よりは運動だったりと体力に自信のある人が多く現場の仕事が向いているといえるでしょう。
ヤンキーでない人は馴染めない?
ヤンキーがどうして多いのかは分かったと思いますが実際にヤンキーではない人が務めると馴染めないのでしょうか?
結論からいうと「そんなことない!」です。ヤンキーが多くいる傾向にあることは事実ですが、実際の職場の中ではヤンキーでない方も多くいらっしゃいます。始めは怖いイメージのあるヤンキーでも仲良くなると面倒見がよかったり人望が厚かったりもします。ヤンキーでないから馴染めないことはなく大切なのは学ぼうという姿勢ややる気です。職場の方とコミュニケーションをとることが出来れば馴染んでいけるでしょう。
足場鳶に向いている人
ではどんな人が足場鳶の仕事で向いているのでしょうか、反対にほとんどが当てはまらないのであれば他の職業も視野に入れた方が良いのかもしれません。
- 高いところが平気
- 体力には自信がある
- きつく指導されてもへこたれない
- コミュニケーションをとれる
- 根性がある方だ
- 先輩のいう事をしっかりと聞ける
- 外仕事に抵抗がない
- 挨拶がキチンとできる
足場鳶の仕事は職人の仕事です。始めは技術がなくとも採用されますが、大切なのはそこからです。見習い(手元)から始め、職人の技術をしっかりと学んでいく必要があります。職人の世界ですから時にはきつい罵声を浴びせられることもあるかもしれませんがそこでへこたれることなくプラスにかえていけるメンタルでないと勤まりません。さらにコミュニケーション能力も必要になってきます。作業中は声を掛け合いながら進めていきます。極度の人見知りだとこの仕事は厳しいかもしれません。また挨拶がキチンとできるかどうかも重要です。建設現場ではさまざまな作業員が出入りしますので、当然ですが挨拶は大切です。
足場屋の仕事でキツイといえば、気候の影響をもろにうけることです。特に夏の暑い日は慣れている職人でも熱中症になることもあります。暑さに弱い方はこの仕事は向かないでしょう。
親方になれば稼げる
始めの見習い期間のうちの日当は1万円~1万2千ほどですが、中間職人になってくると1万3千円~1万6千円、ベテラン職人は1万6千円以上ほどになります。経験を積んで独立をし親方になると年収700万以上稼ぐことも可能です。中には1000万以上稼ぐ方もいるようです。
独立についてはこちらをまとめたのでご覧ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は足場鳶にヤンキーが多い理由、転職した場合に馴染めるのかについて解説しました。
確かに足場鳶にはヤンキーが多い傾向にあります。それにはいくつか理由がありますがやはり中卒からと採用の間口が広いことが一番の理由でしょう。実際の現場ではヤンキーではない方も多く働いていらっしゃいます。足場職で大切なことは修行をし経験を積んでいくことです。やる気や学ぶ姿勢がありコミュニケーションを取れる人であれば馴染んでいけることでしょう。ただし他の職業と比べると言葉がキツかったりもあると思います。自分が足場鳶の仕事に向いているのかこの記事を参考にして判断してみましょう。
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